自宅で、簡単に、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテを食べる方法。

02-16,2015

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte/黒い森のさくらんぼケーキ)が食べたい。
でも、そこらで売ってない。自作しようにも工程が多く億劫だし、苦労してホールを作り上げたところで、甘味食人口1.5人くらいの我が家でどうやって消費するというのだ。それに、材料を買い集めて時間と労力を使って作ってみたところで、買ったほうが早くて安くて美味しかった、って結果になるような気もする。
いろいろ考えた末、開発したのがこれ。



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いやもう、これは本当に、全国のシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテを食べたくて苦悶している方(いるのか?そんな人)にお勧めしたい、誰にでもできるレシピ。













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画像検索するとこんな感じ。
シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテはドイツのケーキ。ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方を発祥として、近隣諸国でも作られている。フランス語圏ではフォレ・ノワール。
ココアスポンジが3層になっており、キルシュ風味の生クリームでたっぷりと覆って、チョコレートのコポーとチェリーのコンポートで飾られている。



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アイデア次第で簡単にできるのでは?というヒントをくれたのは、サイラーのシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(記事はこちら)。
スポンジはココア生地ではないし、ボンブのような形。でも味はちゃんとシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ。
これを見て、「そっか~、けっこう自由でいいんかも」と思ったんです。



必要なのは、ココアスポンジ、生クリーム、削ったチョコレート(コポー)、キルシュ(さくらんぼのリキュール)、それと、チェリーのコンポート。
これが揃えば、味は求めるものになるんじゃなかろうか。



で、土台として選んだのが、生クリームを巻き込んだシンプルなココアロールケーキ。







実店舗で飾り気のない理想のものを探すのが面倒だったので楽天で求めました。
譲れない条件は、クリームは純乳脂肪の生クリームであること。堂(ピー)ロールみたいなのではダメなわけです。それぞれのロールケーキの原材料をチェックして、これだと思ったのは、スイートますやのビタチョコロール。



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お試しセットで、ビタチョコロールと、たまごロールを購入。



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素材、問題無し。後は食べてみてどうか。



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このレシピ(といっていいのかわからないが)で一番入手困難なのが、ダークチェリーのコンポートだと思う。安いものしか売っていないスーパーではなかなか見かけられないのではなかろうか。
チェリーの缶詰が売っていても高いし~。1缶700円くらいしちゃう。このような目的の個人消費でそんなに食べきれるものでもないのに、半分量でもうちょっと安いと買いやすいのだけど。
そこで、成城石井のジャム売場で見つけたマテルネのチェリーコンポート(487円)を買ってみた。



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ドイツのお菓子と日本の洋菓子の大きな違いに、チェリーの身近さがあると思う。
そこで重宝するチェリーのジャムも、あのメルカートピッコロですら作っていないので、輸入食材に頼るしかない。
そんなわけで、成城石井はじめカルディとかジュピターではチェリーのジャムを見るのが楽しみのひとつとなっています。



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今回はより果実感を求めて、果実75%のコンポートを選びました。手元のチェリーのジャムを見ると物によって果実45~60%くらいですので、これはよりチェリーそのものの酸味や甘みが生きているのではと期待。



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いざ、合体です。一切れのロールケーキに、とろっと立てた生クリームにキルシュを加えたもの、チェリーコンポートを添えて完成!このビタチョコロールはチョコレートガナッシュでコーティングされているので、チョコレートコポーは割愛。
素材が揃えば簡単すぎる。Einfach oder?



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マテルネのチェリーコンポート。チェリーがごろごろっと贅沢だ~ふつうのジャムに戻れなくなってしまうぅ。



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全てをからめて、ぱくっとな。
この味はまさに、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテだ!
Das ist ganz Schwarzwälder Kirschtorte!!!
我ながら、よく編み出したコレ!



そして、最終形…



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スイートますやのビタチョコロールに、マテルネのチェリーコンポートを添えただけ。
ロールケーキそのものが美味で、生クリームもたっぷり巻いてあるので、これだけで十分美味しいんです~。ロールケーキ一本をこれで食べきりましたがぜんぜん飽きません。



これで、いつでも思い立った時にシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテの味が再現できます。
しょっぱなにしてはロールケーキの選択にも成功し、大満足の再現レシピとなりました。

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