サイバーショット DSC-RX100M3レビュー

05-08,2016

SONYのRX100M3。



DSCF0469.jpg



ツァイスレンズのこってりとした色のり、すばらしい描写はそのままに、初代最大のストレスだった寄れない&起動遅いが解消された、フリーザ最終形ばりの最強っぷりに感心しきりです。





シリーズは現在M4(マークフォー)まで出ているのですが、初代もいまだ現役で全4モデル販売されています。
価格.comにての、RX100シリーズ全モデル比較は→こちら



2016.5.5現在。左端が初代→M2→M3→M4
DSC00004-1 (6)-11



外観は「ほぼ一緒」
M2にホットシューがあるのが目立つくらいですかね。したがってホットシューの必要な人はM2一択になります。
あとM3では、初代でめりめりめくれてきたZEISSバッジがプレートになって高級感UPしていました。



大事なのは中身なのですが、レンズ性能にM3から大きな変化がみられまして、



クリックで拡大します
DSC00004-1 (6)-3



2代目までは28mmスタートだったのが3代目からは24mmスタートになり、同じ立ち位置から広く撮影できるようになったいっぽう、望遠端が100mmだったのが70mmになったんですね。
ズーム域はちょっと短くなったのですが、そ・の・か・わ・り。
2代目まで望遠端F4.9と暗めだったのが、3代目からF2.8に。
ミラーレスのツァイスレンズでこんなスペックがあったら、大きく重たく10万円以上しそうですから(一例としてSONYのフルサイズ対応SEL2470ZはF4通しで現在93,000円くらい)、それが本体込みでこんなコンパクトさで、7万円で手に入るのはすごく画期的なことだと思うのです。



遅い遅いとぼやいていた起動時間も2.1秒から1.6秒へ。
たった0.5秒ですがこれが体感ぜんぜん違うんですよ。
もちろんX-Q1(0.99 秒)のように爆速ということはありませんが、モタモタしてイライラ~ってことはなくなりました。



次に寄れない問題ですが・・・
最短撮影距離。
M2までは
広角端5cm-
望遠端55cm-



M3からは
広角端5cm-
望遠端30cm-



と、テーブルフォトで座ったまま望遠も楽々。



DSC00004-1 (6)



液晶は自撮りにも対応し、フラッシュだけでなくファインダー(私は使ったことがないが)まで内臓しちゃった。その代償として初代より若干大きく重たくはなったのですが。
これらの進化は、所有している友達が教えてくれたからわかったんですが、そうでなければ全く見過ごしていたところです。



初代とは3万円以上の価格差があるので、スマホや小型コンデジからのステップアップでなければ、15千円追加してもM3を買わない理由はないと思うのです。
ちなみにM4は動画に特化しているので、動画に拘りのある方はM4へ、となりますが、10万円とはコンデジとは思えない価格ですね



M3を買う前に、短期間ですがCanonのPowerShot G7 Xを所有したことがありました。
RX100シリーズと同じ1型のセンサー、望遠はRX100M3より長く100mmまで。私には不要なファインダーもなく2万円くらい安いし(当時の価格差)これでもいけるっしょ~と思ったのですが、不思議なことに全然満足できず。
これは優劣というよりは、JPEGで出てくる色合いの好みが違いました。
そんなわけですぐにG7Xを売ってM3を買い直し、やっぱりこっちを買っておくべきだった!と思った次第。



RX100M3は値崩れしないのもすごいです。ここ何ヶ月も7万円前後をキープしています。
カメラは買ったしりから値下がりするのが普通だと思っていたので、ユーザーとしては価値が下がらない良いものを所有しているのだという満足感にも繋がっています。



RX100M3、G7XともにNDフィルターが内臓されているのですが、RX100M3は露出オーバーを検知したらオートでONになりますので、そのたびにONにせずともスローシャッターが楽しめます。



梅田で1/5秒
DSC00024_15ae6.jpg



広角端24mmも重宝します。



1/3秒
DSC00028_6582.jpg



G7XのNDフィルターは手動でON/OFFしないといけないので、ONにしたまま忘れてしばらくそのままだったりしていました。
スローシャッターが使いたい場面を予測できる日ばかりではないので、内臓してあるのはありがたいです。



そしてRX100シリーズは解像がすごく良いので、ズームが弱くても嘆くことはありません。



この画像のピンクのところ・・・
DSC00119.jpg



DSC00119 - コピー



元画像は望遠端なのですが、切り出してももやっとした感じになりにくいんです。
つばめの季節ですね、とってもかわいいです。



モードダイヤルのMRで、撮影設定を3パターン登録できます。
α5100にもこのダイヤルをつけてほしかったですが、確かNEX5シリーズにもダイヤルないはずなので、5000シリーズと6000シリーズの間にそれらの間のクラスを増やしてもらわないとだめかな?



DSCF0485.jpg



アルミ製すべすべした直線ボディ、私は手が小さいためか、持ちにくいと思ったことはありません。
G7Xは同じような形なのに、ファットイカ(ルアーフィッシングのワームの一種)のような膨れたスタイルで角が丸くしてあり、あちらはとても持ちにくく感じました。
そのような処理の違いでも、感じ方にずいぶん違いが出るものなのだと思います。



DSC00080.jpg



2007年~2013年ごろまで愛用していた富士フイルムのデジカメが忘れられず、まるで昔の恋人かのようにたまに取り出しては撮影したりしていました。ゴミ汚れ写りまくるので使い物にならないのですが、古いCCD機の色はやっぱり好きです。
しかしAFはジーコジーコいうし、モニターは粗いしで、画質でごまかしの効かない古さはどうにもなりません。
RX100M3は、そのカメラの倍の重量とはいえ、これさえあればという安心感と、カメラを持ち歩く楽しさを思い出させてくれました。
スマホもとっさのメモ撮影には欠かせないものですが、信頼できるカメラがあると毎日ちょっと嬉しいです。



DSCF0467_42761.jpg



そういえば18歳からiPhoneを持つようになるまで、携帯電話はSONYのばかり使っていました。見た目で選んだら毎回SONYだったんです。
ちょっとクセのあるブランド体質、変わっていませんね。
カメラでもお世話になるようになるとは、思ってもいませんでしたけれども。

TRACK BACK